アフィリエイトには種類がある!ネット広告のタイプ別にメリット・デメリットを解説

    近年、空き時間を使って手軽におこなえる副業として、アフィリエイトが注目を集めています。

    アフィリエイトとは、ネット広告を通じて報酬を得る仕組みのことです。しかし、ネット広告には実はさまざまな種類があり、アフィリエイトはそのひとつにすぎないことをご存じでしょうか。

    この記事では、アフィリエイトを含めたネット広告の種類について、仕組みの違いやメリット・デメリットなどを解説します。

    「ネット広告」の種類は大きくわけて3つ

    ネット広告とは、インターネットのWEBサイトやスマートフォンアプリなどの媒体に掲載される広告全般を指します。

    チラシやポスターなどのペーパー広告とは異なり、低コストかつターゲットを絞った展開が可能なネット広告は、今の広告業界になくてはならない存在です。

    ネット広告にはさまざまな種類が存在しますが、ここでは個人でも利用できるクリック課金型・成果報酬型(アフィリエイト)・インプレッション課金型の3種類について紹介します。

    クリック課金型

    クリック課金型は、ブログなどの媒体を訪れた読者が対象の広告をクリックした時点で、媒体の運営者に報酬が支払われるタイプのネット広告です。

    一般的に1クリックあたりの単価が決められており、クリック数に応じて報酬を受け取ります。クリック数が増加するにつれて単価が上がるケースもあります。

    読者が広告をクリックしただけで、必ずしも広告主の利益になるとは限りません。そのため、報酬額はやや低く、広告主によってもばらつきが大きい傾向がみられます。

    代表的なクリック課金型のネット広告には、検索エンジンの検索ワードに連動して表示されるリスティング広告や「Googleアドセンス」などがあります。

    ◆クリック課金型のメリットとデメリット

    読者が対象の広告をクリックすれば報酬を得られるクリック課金型は、収益につながりやすいのが大きなメリットです。

    また、クリック解析を通じて、どの広告がどれだけクリックされたかを把握すれば、自分の媒体を訪れた読者の行動や興味を追跡でき、さらなる収益アップにつなげられます。

    ただし、クリック課金型のネット広告を始めるには、独自ドメインのホームページを準備しなくてはならないことがほとんどです。そのため、レンタルサーバーやドメインなど媒体の維持費用がかかるほか、サイトの開設や運営には多少なりとも専門的な知識が必要になるでしょう。

    また、広告掲載には厳しいレギュレーションが設けられていることも多く、媒体の内容によっては審査に落ちてしまい、広告を掲載できない可能性もあります。

    成果報酬型(アフィリエイト)

    成果報酬型は、読者が対象の広告を通じて、商品を購入したりサービスを契約したりすると、媒体の運営者に報酬が支払われるタイプのネット広告です。

    近年、人気を集めているアフィリエイトは、この成果報酬型のネット広告を指します。

    広告主とアフィリエイター(広告を掲載する媒体の運営者)を、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)が仲介するのが一般的です。

    媒体としては、広告にまつわる情報を文字や写真で伝えられるホームページやブログが主流です。しかし最近は、SNSやメールなどを使った、より気軽におこなえるスタイルも増えてきています。

    ◆成果報酬型(アフィリエイト)のメリットとデメリット

    成果報酬型(アフィリエイト)の広告を掲載するには、ASPを介して広告主からの審査が必要です。しかしクリック課金型ほど厳しくはなく、ほとんどの場合、即日~1週間ほどで掲載の許可がおります。

    ネット広告の初心者には耳慣れないASPですが、登録手続きは簡単ですぐに利用可能です。さらに、無料ブログサービスやSNSなどを利用すれば、インターネットに詳しくない方や忙しい方でも気軽に始められるでしょう。

    ただし、成果報酬型は広告主に成果が生じない限り、報酬を得られません。そのため、クリック課金型よりも報酬が発生するまでのハードルが高いといえます。

    一定の収益をあげるためには、自分の媒体で良質なコンテンツを増やし続け、たくさんの読者を集める努力が必要です。

    インプレッション課金型

    インプレッション課金型は、読者が訪れた媒体で、対象の広告が表示された回数に応じて報酬が発生する仕組みのネット広告です。

    「Yahoo! JAPAN」や「Google」など、アクセス数の多い大手ポータルサイトでよく採用されています。

    人気サイトを利用する多くの読者に、広告を何度も目にしてもらうことが目的です。広告主は、商品の購入やサービスの契約といった直接的な成果を狙うのではなく、認知度やブランド力の向上を期待して広告を出します。

    インプレッション課金型の広告主は大手企業がメインで、テレビCMなどと組み合わせ、大々的なプロモーションの一環としておこなうことがよくあります。

    ◆インプレッション課金型のメリット・デメリット

    ただ目にするだけで成果となるインプレッション課金型は、3種類のなかでもっとも簡単に報酬を得られます。その分、クリック課金型や成果報酬型(アフィリエイト)に比べると、単価はかなり低く設定されます。

    ただし、表示されるだけで報酬が生じる仕組みですから、多数の読者をひきつければ大きな収益に膨らむ可能性もあります。

    ブログなどの媒体を持っていない、あるいは読者がほとんどいないといった初心者には不向きかもしれません。しかし、たとえば「Googleアドセンス」や「忍者AdMax」など、ほかのネット広告と組み合わせられるサービスを利用すれば、プラスアルファの効果も期待できます。

    ネット広告3種類を一覧で比較

    クリック課金型・成果報酬型(アフィリエイト)・インプレッション課金型、それぞれの特徴を以下の表にまとめました。ネット広告を始めようとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

    比較項目 クリック課金型 成果報酬型 インプレッション課金型
    報酬額 ○(やや低め) ◎(高め) △(低め)
    報酬の発生度合い ○(やや低め) △(低め) ◎(高め)
    始めやすさ △(やや難) ◎(簡単) ○(個人差あり)
    媒体維持にかかる負担 △(やや難) ◎(簡単) △(やや難)
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    アフィリエイトで広告を掲載できる媒体の種類

    ここまで個人でも始めやすいネット広告の種類を紹介してきましたが、3種類のなかでもっとも人気なのは、気軽に始めやすい成果報酬型のアフィリエイトです。

    アフィリエイトは広告を掲載する媒体の選択肢が多いのも人気の理由となっていますが、実際にどのような媒体が利用可能なのか、詳しくみていきましょう。

    ①ホームページ・ブログ

    アフィリエイトで主流となっている媒体が、ホームページやブログです。自分自身のWEBサイトを持ち、広告を掲載します。

    無料ブログサービスを使えば、専門知識がなくても、簡単な登録だけでブログを開設できるので、初心者でもスムーズにアフィリエイトを始められるでしょう。ただし、ブログの運営会社が提供する広告が入ったり、サービスが突然終了したりするといったネックもあります。

    オリジナルのホームページを持てば、無料ブログのような制約を受けることなく、アフィリエイトに対する自由度が高まります。一方で、ホームページ開設には、レンタルサーバーや独自ドメインの準備が必要になるなど、維持コストや専門知識が必要になります。

    ②SNSやメール

    最近注目を集めているのが、スマートフォンでおなじみのLINEやInstagram、XといったSNSを利用するアフィリエイトです。

    アカウントさえあればすぐにアフィリエイトを始められる気軽さはもちろん、ホームページやブログのように記事の執筆や媒体の管理もいらないのが魅力でしょう。

    さらに、多数の読者を集めるのに苦労するWEBサイトと違い、ユーザー間での情報拡散、いわゆる「バズり」によって短期間で爆発的に読者を増やせる可能性も秘めています。

    SNSのほかにも、メールやSMSなど、幅広いツールに対応するアフィリエイトサービスも増えています。

    ③動画サイト

    YouTubeで動画配信をしている方なら、配信と同時にアフィリエイトをプラスすることで大きな成果を得られる可能性大です。

    そもそもYouTubeは、動画広告を閲覧者に見てもらうことで、閲覧数に応じた報酬を受け取れる仕組みもあることから、アフィリエイトによる報酬のシナジー効果が期待されます。

    ただし、初心者はもちろん、閲覧数を大きく増やすには、動画制作の知識や機材などを準備しなくてはならないでしょう。

    大手企業なら全媒体に対応

    通常、アフィリエイトは、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を介して広告素材の提供を受けます。しかし、ASPによっては広告を掲載する媒体を限定するなど、一定の制限を設けるケースは珍しくありません。

    しかし、大手企業が提供するアフィリエイトサービスなら、これまで紹介してきたすべての媒体に対応するなど、選択肢が多いケースがほとんどです。

    たとえばNTTドコモの「ドコモ アフィリエイト」なら、大手企業という信頼性に加え、7000万人超のdアカウント保有者をターゲットにできるため、報酬への期待も高まります。

    さらに、ホームページやブログなどにも対応しているので、まずは気軽なSNSから始めてブログで収益拡大を狙うといった手法もとることができます。大企業が提供するアフィリエイトサービスであれば、アフィリエイトの将来性も広がりやすいといえるでしょう。

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    タイプ別におすすめのアフィリエイト媒体を紹介

    アフィリエイトを始めてみたいと思っても、選択肢が多いからこそ、どの媒体を選ぶべきか悩む方も多いでしょう。媒体選びに迷ったら、アフィリエイトや媒体に対する自分の考え方を見極めることが大切です。

    それでは、タイプ別におすすめのアフィリエイト媒体を紹介します。

    成果重視ならホームページかブログでアフィリエイト

    少しでも早く、より多くの報酬を得たいと考える成果重視タイプなら、ホームページかブログを使ったアフィリエイトがおすすめです。

    ホームページやブログ、広告素材を提供するASPでは、ほとんどの場合、アクセス解析のサービスが利用できます。そうしたレポートをチェックして、成果につながりやすい広告を見極めるといいでしょう。

    さらに、読者の興味を引きやすいコンテンツを分析することも大切です。

    検索エンジンの上位に表示されれば、それだけ多くの読者を獲得できます。アクセス解析の結果から、どんな内容やキーワードに読者が興味を持つのかを把握し、それらを意識したコンテンツを積み重ねていきます。

    こうした、自分のサイトを検索結果により多く表示するためのSEO対策をとれば、報酬拡大につながるはずです。

    NTTドコモが運営するアフィリエイトサービス「ドコモ アフィリエイト」でも、多彩なレポート分析を提供しています。管理しているサイト毎のレポートを確認することができるので、成果重視タイプの方の利用に適しています。

    制作スキルがある方は動画サイトでアフィリエイト

    動画制作のスキルがあるタイプなら、ぜひチャレンジしてほしいのが動画サイトでのアフィリエイトです。

    ホームページやブログは、アフィリエイトの広告内容について、文字や写真を使って丁寧に伝えられるメリットがあります。一方で、読者をひきつけるコンテンツを作れるかどうかは文章力に左右されやすく、文章に自信のない方だと成果をあげるのに苦労することもあります。

    しかし動画であれば、文章力とは関係なく、自分の言葉を使った素直な表現や商品の見せ方などでじゅうぶんな効果を得られます。また、閲覧する側にとっても、自分の目で直接見聞きした情報の存在感は大きく、報酬への期待が高まります。

    また、動画サイトは高評価・低評価がわかりやすい仕組みになっているため、先ほどのホームページやブログのように、閲覧者の好みを分析しやすいのも魅力です。

    スキマ時間を有効活用したいならSNSやメールでアフィリエイト

    多忙な毎日を送っていてスキマ時間を有効活用したい方は、SNSやメールを活用したアフィリエイトから始めてみましょう。

    記事を書く、サイトを管理する、動画を制作するといった、媒体にかける手間や負担が一切不要なので、誰でもすぐに始められるほか、やりたいときだけアフィリエイトできるのもうれしいところです。

    たとえば「ドコモ アフィリエイト」は、いつも利用しているSNSに短文のコメントと広告URLを貼るだけでOKという、シンプルかつ便利なアフィリエイトサービスです。スキマ時間を使ってお金を稼ぎたい方はぜひ検討してみてください。

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    ネット広告もアフィリエイトも種類はいろいろ

    年々注目度が高まっているアフィリエイトは、実はネット広告の種類のひとつです。ネット広告によってメリットやデメリットがあることを理解し、自分に適した種類を選べるようにしておくといいでしょう。

    ネット広告の種類のなかでも、とくに人気の高いアフィリエイトでは、広告を載せる媒体にたくさんの選択肢があります。媒体ごとの特徴を知って、自分に適したものを選ぶと報酬につながりやすいでしょう。

    また最近は「ドコモ アフィリエイト」をはじめ、SNSやメールなどを使った気軽なアフィリエイトサービスが増えています。スキマ時間を有効活用されたい方やあまり手間をかけたくない方は、まずはこうしたアフィリエイトから始めるのがおすすめです。

    ※情報は2021年4月時点のものとなります。

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