アフィリエイトは稼げない？稼げる記事のポイントを解説します！

アフィリエイトをはじめて間もない

アフィリエイトは、短期間では成果が出にくいという特徴があります。収益を得るには、早いケースでも半年はかかるといわれています。半年〜1年と続けてようやく収益を得るというケースが大半です。

収益化までに時間がかかる理由は、投稿した記事が検索エンジンに認識されるまでに時間がかかるからです。アフィリエイトをはじめたばかりでは記事数やコンテンツの量が少ないことも多く、検索エンジンが認識できていない間は、記事やサイトが検索上位に上がることはありません。

アフィリエイトをはじめて間もない時期だからこそ、記事を増やすことが大切です。まずは、20本を目標にし、その後50本、100本と徐々に本数を増やしましょう。

記事を増やしている間に、PV数の変化を確認します。どの記事のPVが伸びているのかを知り、その記事に付随する記事を書くなど他の記事作成に活用することもおすすめです。

競争率が高いジャンルを狙っている

アフィリエイトで稼げないと感じている場合は、狙っているジャンルが大手企業も参入しているような競争の激しい環境であるケースも考えられます。また、1つの成果で大きな収益を得られるジャンルについても競合は多い傾向にあります。

大企業のように記事にかける資金が多く、記事生産能力に余裕がある競合たちが、自分と同じキーワードを使い、さまざまな角度で訴求する記事を大量に投入することもあります。そうした競合の記事で検索上位が埋まってしまうと、自分の記事がユーザーの目に留まりにくくなるのです。

もし、大企業のような競合がいる環境で勝負するのであれば、主要なキーワードに他のキーワードを加えた複合キーワードで検索上位を狙うようにしましょう。

たとえば「アフィリエイト」というキーワードで考えたとき、「アフィリエイトとは」は検索ボリュームがとても多いため競合も多く、上位表示が難しくなります。

そこで、「アフィリエイト　確定申告」や「アフィリエイト　インボイス」という複合キーワードでの検索結果表示を狙います。複合キーワードでは、検索ボリュームが減る代わりに強力な競合の数が減って、上位表示を狙いやすくなります。

そのほかにも、商品の購入を検討しているユーザーが絞り込み検索に使う言葉を設定すると、よりコンバージョンしやすくなる利点があります。

複合キーワードを考えるときは、検索サジェストを参考にしたり、ユーザーがどのようなことで悩んでいるかをイメージしたりして候補を挙げます。

そして検索ボリュームを調べるツールを使い、複合キーワードにした場合の検索ボリュームがなるべく多いものを選択するといいでしょう。

ユーザーのニーズに合っていないコンテンツを作っている

ユーザーのニーズを捉えられていないと、集客ができずコンバージョンも得ることができません。

ユーザーのニーズとは、ユーザーの悩みを解決する方法です。つまり、ニーズが理解できていなければ、ユーザーが使う検索キーワードと異なるものを記事に設定してしまい、集客できない可能性が高くなります。

もし集客ができた場合でも、多くのユーザーの知りたいことに答えられない記事になっているため、コンバージョンに結びつかない問題が起きるのです。

ユーザーのニーズを知るには、検索のサジェストで出てくるキーワードや共起語の検索ボリュームを調べます。次にボリュームが多いキーワードで検索をかけ、結果表示の上位に出てきた記事の序文、見出し、結論を書き出します。

検索結果の上位に表示される記事は、多くの検索ユーザーによって読まれた記事なので、「この内容を答えとして欲しがる人は、何を求めているのか」を考える事によって、多くのユーザーのニーズが見えてくるのです。

同時に、自分が書こうとする記事の内容と競合が公開している記事の、重なる部分と重なってない部分が明確になります。重なっていない内容は、独自性のある記事の要素となります。

ユーザーのニーズを知り、独自性のある記事を書くことで収益につながるのです。

サイト内の記事が、紹介記事と収益記事に区別できていない

アフィリエイトは、記事を作成し、その記事を通じて、ユーザーがアクションを起こすことで収益を得られるという仕組みです。ユーザーのアクションを促すには、紹介記事と収益記事の2つが必要となります。

紹介記事とは、集客記事ともいわれ文字通りブログやサイトにユーザーを呼び込むための記事です。一方、収益記事とは、記事内に商品やサービスのアフィリエイトリンクを設置しユーザーに購入を促す記事です。

記事の役割を区別できないことで、それぞれの記事に必要な要素が欠けてしまい、記事の役割が果たせなくなってしまいます。

集客するための記事であれば、タイトルや見出しは検索される頻度の高いキーワードを使う必要があります。興味を持ったユーザーをコンバージョンへと近づけるため、収益記事へのリンクも入れます。

収益記事には、商品を使うことで得られるベネフィットを提示します。その際、ベネフィットと商品の特性を関連付けた説明が必要です。コンバージョンにつなげる効果的なリンクも設置します。

上記のことをすべてクリアしているのにもかかわらず、ユーザーの反応が悪いと感じる場合は、ユーザーの行動心理を理解できていない記事が多いのかもしれません。

ユーザーを惹きつけるにはタイトルと見出しが大切

まず「読まない」という問題を解決するためには、記事を読まないユーザーの立場になって考えてみましょう。

読まないユーザーの多くは、タイトルから自身が興味のある分野や探し求めていることが、その記事に書かれていそうかどうかを判断している可能性があります。

読まないユーザーの対策として大切なのは、記事のタイトルと見出しです。タイトルは記事の顔となるパーツであり、無意識に目に入ってくる情報です。

たとえば、「猫　おもちゃ」と検索したユーザーが下記の2つを見てどちらに興味を持つと思いますか？

・猫におすすめなおもちゃ！
・【2023最新】猫のおもちゃベスト10！実際に使ってみた！

上記の2つは、どちらもSEOを意識して「猫　おもちゃ」というキーワードが使われています。キーワードは共通していますが、多くのユーザーが惹かれるのは、下のタイトルでしょう。新しい情報であり、体験者のリアルな感想が書かれていると予想できるからです。

タイトルで興味を持ったユーザーが、記事をクリックして読みはじめるのですが、次の難関は見出しです。タイトルで興味を持ってもらえても、「あれ、思ったものと違う」と感じてしまえばユーザーは記事から離脱してしまいます。

たとえば、先ほどのタイトルの記事の見出しを考えるとすれば下記のようになります。

大見出し１　猫大興奮！最新・猫のおもちゃランキングTOP10
大見出し２　1位～10位まで使ってみて筆者が推す猫のおもちゃはコレ！
大見出し３　【番外編】お留守番に役立つ一人遊び用のおもちゃ

大見出しとは、記事を作るときに必要な枠ぐみのようなものです。大見出しには、キーワードを用いながら記事の内容がわかるように工夫する必要があります。また、検索エンジンに表示される関連キーワードも参考にして、ユーザーのニーズに応えるような内容にしています。

このように、SEOのために見出しにも主要キーワードや関連するキーワードを入れることも忘れてはいけません。

ユーザーの信頼を得るにはリアリティが大切

「信じない」というユーザーに記事を読んで、こちらの望むアクションを起こしてもらうためには、ユーザーにとって有益な情報を提供することと、信頼を得ることが必要です。

では、ユーザーにとって有益な情報とは、どのような情報なのでしょう。ユーザーが、なにか商品やサービスを探している場合は、その商品を使うことで得られるメリットやデメリットを知りたいと思っているはずです。

そこでおすすめなのが体験を基にしたレポート記事です。アフィリエイトにおいて消費者目線で、実際に自分が体験したことを記事にするレポート記事は、商品やサービスを利用することで得られるリアルな情報が含まれます。

また、レポート記事は、リアリティに加えオリジナリティがプラスされるため、ほかにはない有益な情報となるのです。

レポート記事だけでも十分ですが、ほかのユーザーのレポートや口コミといった第三者の声を紹介することで、よりユーザーからの信頼を得られやすくなります。ほかのユーザーのレポートや口コミを紹介する場合は、コピペするのではなく引用として使用するようにしましょう。

ユーザーの行動を促すにはハードルを低くする工夫が大切

「行動しない」ユーザーは、購入や申込みなどの「行動をすることが面倒になってしまっている」と考えられます。

ユーザーの立場で考えてみればイメージしやすいかと思いますが、申込み方法がわかりづらい、入力など面倒な作業がいくつもあるなどの場合、購買意欲が削がれてしまいますよね。ユーザーの行動を促すためには、申込み方法がわかりやすいことが一番です。

さらに、「今すぐ行動しなくてもいいか」と緊急性を感じていないユーザーに対しては、「今だけ」「期間限定」など、緊急度を上げる情報を加えることで行動を起こしやすくなります。

そのほか、「無料体験」や「無料でお試し」など、気軽にはじめられるような商品やサービスをアフィリエイト記事として紹介するのもいいでしょう。

ユーザーのニーズを満たし役立つことを優先させる

アフィリエイトで稼ぐには、ユーザー目線で記事を書くことが必要です。そのためには、「ユーザーがどのようなことで悩んでいるのか」を理解することが重要です。アフィリエイトに限らず、多くのビジネスは「誰かの悩みを解決すること」で成り立っています。

たとえば、車を持っていないけれど長距離の移動が必要な方のためには、公共交通機関やタクシーがあります。

アフィリエイトに置き換えるのであれば、時々車を使うが、所有するには維持費が高いという「悩み」を持つユーザーに向けてカーシェアリングサービスを紹介します。

カーシェアリングを知らなかったユーザーにとって、アフィリエイト記事が有益な情報となるのです。

新PASONAの法則を活用する

アフィリエイト記事において大切なのが、ユーザーの悩みを解決することだと理解できても、実際どのように記事を書けばいいかわからないという方もいるでしょう。

アフィリエイト記事におすすめの構文はいくつかありますが、ここでは「新PASONAの法則」を紹介します。

新PASONAの法則は、ユーザーに対して悩みの解決法を明確にし、その場で気持ちを高めることで、商品やサービスの購入を促す構成を作れるため、Webサイト内の記事やメールマガジンなどにも使われる手法です。

新PASONAの法則の要素を表にまとめてみました。

		ポイント	例文
P	Problem （読者の悩みを 明確にする）	ユーザーが抱いているであろう悩みを具体的に提示し、興味を持ってもらう	ダイエットが続かなくてお困りではありませんか？
A	Affinity （ユーザーの悩みや 不安に共感する）	「そうそう」とユーザーに思わせることが大切	適正な食事制限が必要だったり、ハードな運動を伴うダイエットだとなかなか続かないですよね？
S	Solution （解決策を提示する）	問題の解決策を提示してからはじめて売りたい商品を紹介	無理な食事制限や激しい運動が苦手な方におすすめなのが1日3分でOKなダイエットプログラム！
O	Offer （ユーザーの悩みの 解決策の紹介する）	詳しい商品情報を説明し、ユーザーにとって有益であることを示す	〇〇大学の教授監修。脂肪が燃焼されやすくなる効率的なトレーニングを取り入れたため1日3分で効果が期待できます
N	Narrow （今買うべき理由を 伝える）	期限付きのキャンペーンやおトクな情報を提示	今だけ初月無料トライアル
A	Action （最後の一押しで 購入を促す）	アフィリエイトにリンクを張りユーザーのアクションを起こしやすい工夫をする	1分で簡単入力、まずはオンライン相談から！（クリックボタン）