アフィリエイトブログで複数サイトを持つのはOK?リスクを分散する方法とは?
アフィリエイトブログで複数サイトを運営しようか迷っている方や、複数サイトを運営して収入を増やしたい方がいるのではないでしょうか。
複数サイトを運営する際には、2つ目のサイトを持つタイミングや、運営を失敗しないためのポイントなどを知る必要があります。
本記事では、2つ目のアフィリエイトサイトをつくるタイミングに加え、ほかのジャンルにチャレンジするために複数サイトを持つメリットやデメリットを紹介します。
アフィリエイトブログでは複数サイトをつくるべき?
アフィリエイトブログで多くの収益を得るには、複数サイトをつくるべきなのか疑問に思う方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、アフィリエイトをはじめたら必ずしも複数サイトをつくらないといけないというわけではありません。
むしろアフィリエイトブログをはじめたばかりの頃は、1つのサイトづくりに集中することをおすすめします。1つのサイトづくりに集中することで、ブログ記事やサイトの質の向上にもつながりやすくなるでしょう。
しかしアフィリエイトブログをはじめる方の中には、ほかのジャンルに挑戦するために複数サイトの運営を考えている方もいるのではないでしょうか。ここでは、2つ目のサイトをつくるタイミングについて解説します。
まずは1つのサイトづくりに集中する
アフィリエイトブログをはじめる際、まずは1つ目のサイトづくりに力を入れて、記事やサイト全体の質を上げましょう。
アフィリエイトブログの質を上げるには、SEOが重要です。SEOは検索エンジンに記事やサイトが評価されるための対策であり、記事やサイトがユーザーのニーズにマッチしていると評価が高くなります。
またSEOでは、地道な情報収集とコンテンツの見直しを行う必要があります。安定的な収益につながるには、最低でも半年~1年はかかるでしょう。そのため短期の運営で収益が上がらないからといって、複数サイトをつくることはおすすめできません。
複数サイトを並行して運営しようとすると、かえって収益を得るまで遠回りしてしまう恐れがあります。
2つ目のサイトをつくるタイミング
2つ目のサイトをつくる場合、タイミングを見極める必要があります。
目安として、1つ目のサイトを1年以上運営して100記事以上を制作し、安定的な収益が見込めるようになったら、2つ目のサイトをつくることを検討してもいいでしょう。
1年以上運営している1つ目のサイトは、アクセス数を継続的に獲得できれば、更新頻度が少なくなっても収益を得られる可能性が高まります。
また、1つ目のアフィリエイトサイトでこれ以上追加する記事がない場合は、ほかのジャンルに挑戦するためにもう1つサイトをつくることもおすすめです。
1つのジャンルにつき扱える案件の種類にも限りがあるので、扱う案件に限界を感じた場合には2つ目のサイトをつくってみるといいでしょう。
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アフィリエイトブログで複数サイトをつくるメリット
アフィリエイトブログで複数サイトを運営すると、さまざまなメリットが得られます。1つ目のサイトを1年以上運営し、これ以上制作する記事がないと困っている方は、ぜひほかのジャンルに挑戦するために2つ目のサイトをつくってみてはいかがでしょうか。
ここでは、アフィリエイトブログで複数サイトをつくるメリットを3つ紹介します。
複数のジャンルに対応できる
アフィリエイトで収益を得るには、基本的に1ジャンルにつき1サイトです。そのためサイトを1つしか持っていない場合、1つのジャンルにしか対応できなくなり扱える案件にも限りがあります。
ですが、アフィリエイトブログで複数サイトをつくれば、さまざまなジャンルに対応でき、扱える案件の種類が増えるでしょう。2つ目以降のサイトも特化型のアフィリエイトサイトにすることで、専門性が高まり検索エンジンから評価されやすくなります。
2つ目のサイトのジャンルは、1つ目のサイトのジャンルと関連しているものをおすすめします。たとえば、1つ目のサイトのジャンルが育児系の場合、2つ目のサイトのジャンルを節約系などにするといいでしょう。なぜなら子育て世代の多くは、子どもの将来的な教育費などを貯めるために出費を抑えようと、節約情報をチェックする傾向にあると考えられるからです。
すると、メインサイトからサブサイトへの遷移によって、両サイトのアクセス数が増える可能性があります。
収入を増やせる
先述したように、アフィリエイトは基本的に1ジャンル1サイトなので、ブログにアクセスする客層もジャンルによって限定されます。扱える案件や客層の購買意欲の関係で、目指せる収入にもある程度の限度があるでしょう。
アフィリエイトブログを運営する上で、収益がこれ以上伸びないと悩んでいる方は、収益の増加を目標に複数サイトをつくることをおすすめします。複数サイトを持ち、ほかのジャンルも扱うことで、客層や扱う案件の幅が広がったり、高単価の案件へ挑戦したりして、収入アップを望めます。
また客層の幅を広げて収入を増やしたい場合、性別や年齢層などのターゲットからジャンルを選定することもおすすめです。
リスクを分散できる
複数サイトを持つことでさまざまなリスクを分散できます。分散例としては、以下のとおりです。
・SEO
・サーバーダウン
アフィリエイトで収益を得るには、SEOが重要だとお伝えしましたが、ジャンルによって検索エンジンのアップデートの影響を受ける恐れがあります。検索順位が上位から下位へと急激に下がるケースも珍しくありません。
そのため1つのサイトしか運営していない場合、売上が減少して収入への影響が大きくなるケースもあります。特に競争が激しいジャンルは、検索エンジンによる順位変動が大きいです。
またサーバーダウンが起こると、そのサーバーで契約しているサイトにアクセスできなくなる恐れもあります。
複数サイトを持っておくことで、順位変動やサーバーダウンなどのリスクを分散することができます。もし1つのサイトの順位が急激に下がっても、ほかのサイトで売上が発生していれば、収益がゼロになるリスクの軽減が可能です。
ほかにも別のサーバーで複数サイトを運営していれば、サーバーダウンによって収益がゼロになることを避けられます。
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アフィリエイトブログで複数サイトをつくるデメリット
アフィリエイトブログで複数サイトをつくる場合、さまざまなメリットが得られますが、一方でデメリットもあります。複数サイトの運営を検討している方は、デメリットも理解した上で、複数サイトを制作するようにしましょう。
ここでは、アフィリエイトブログで複数サイトをつくるデメリットを2つ紹介します。
維持管理費が負担になる
アフィリエイトブログのサイト数を増やすと、その分、維持管理費が増えてしまいます。
サイトの運営では、少なくともレンタルサーバーとドメインの維持管理費が必要です。基本的に1ジャンル1サイトなので、サイトを追加するたびにドメインを新たに取得しなくてはいけません。レンタルサーバーの容量が足りない場合は、追加申込する必要があります。
アフィリエイトサイトの運営でかかる費用は、通常年間にして1万円前後とそれほど高い出費ではないでしょう。しかし、無計画に複数サイトを持とうとすると、ムダな出費となる恐れがあります。
また、レンタルサーバーやドメインは、基本的に更新費用が必要です。ほかにも専門知識を養うための書籍代や講座への参加費などがかかるケースがあります。そのため複数サイトをつくる際には、サーバーやドメインの契約時にかかる費用だけではなく、更新時にかかる費用や書籍代なども把握しておきましょう。
管理が煩雑になる
アフィリエイトサイトを運営する場合、CMSの初期設定・CMSのメンテナンス・キーワード選定・記事制作・リライト・分析などの作業があります。複数サイトを運営するとなると、その分作業量も2倍、3倍になるということです。
1人で作業できる時間や制作できる記事数には限りがあるので、複数サイトを運営すると1つのサイトあたりの更新頻度が落ちてしまいます。
記事制作やリライトなどの基本的な作業ができなければ、サイトへの集客が低下し収益が伸びなかったり、収益額が低下したりなど、収益にも影響があります。複数サイトをつくる際には、まず運営を回せるリソースが確保できるか確認しましょう。
また、メインサイトは毎日更新、サブサイトは週3日だけ更新など、事前にルールや目標を決めると運営しやすくなります。
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アフィエイトサイトを何個もつくる際のポイント
アフィリエイトブログで複数サイトをつくることで、収益アップや収益減少のリスク軽減など、さまざまなメリットが得られる可能性があります。
しかし、管理するサイトが増えると、その分作業量が増えて管理が煩雑になってしまう恐れもあります。そのためサイトを複数つくる前に、失敗しないためのポイントを理解しておきましょう。
ここでは、アフィリエイトブログで複数サイトをつくる際のポイントを2つ紹介します。
ドメインを分ける
複数サイトをつくる際、同じサーバーを利用してもいいのですが、ドメインは分けたほうがいいでしょう。そもそもドメインとは、サイトの住所のようなものです。サイトごとに専用ドメインを持つことで、サイトのブランディングや、ユーザーの認知度拡大などの効果が期待できます。
またドメインを分けることで、リスク分散にもつながるでしょう。たとえば、1つ目のサイトが検索エンジンのアップデートによりアクセス数が下がった場合、同じドメインのサイトも同じようにアップデートの影響を受けてしまいます。
このようなリスクを防ぐために、サイトごとにドメインを分けることをおすすめします。
業務の一部を外注する
複数サイトを持つデメリットで解説したように、サイトを追加すると作業量が2倍、3倍と増えるのが一般的です。キャパシティをオーバーしたことが原因で、一つひとつのサイトの更新が下がったり、質が落ちたりすると、収益額も落ちてしまう恐れがあります。
自分1人で運営することが困難になった場合は、業務の一部を外注することがおすすめです。サイト運営の業務の中でも、記事制作やリライトは外注しやすい業務です。外注する際には、サイトのテーマや対策キーワード、記事の方向性、注意点など、マニュアルにまとめて、それに準じて外注ライターに対応してもらいましょう。
また記事制作を外注することで、分析や情報収集などサイトの運営に集中できるようになります。すると記事の更新を滞らせずに、常にサイトの質向上を目指せるでしょう。
業務の一部を外注するためには、クラウドサービスやSNSを活用することをおすすめします。ただし外注費用が発生したり、外注ライターの育成に時間が必要だったりするなどのデメリットもあります。外注する際の注意点も把握した上で、外注サービスを活用しましょう。
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まとめ
1つ目のアフィリエイトサイトを1年以上運営し、安定的に収益を得られている場合、ほかのジャンルに挑戦するためにも、複数サイトを運営してみてください。
またアフィリエイトサイトを複数持つメリットだけではなくどのようなデメリットがあるのか、複数サイトを上手に運営するにはどうすればいいか、などのポイントを理解した上で複数サイトの運営にチャレンジしましょう。
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