表示速度が3秒遅いと4割が離脱する!人気アフィリエイターが実践しているUXの改善対策とは?
スマートフォンやパソコンで何かを調べるとき、その情報がなかなか表示されず、イライラした経験がある方も多いのではないでしょうか。
アフィリエイトでは、Webサイトでの表示速度が低下すると、多くのユーザーが不満を持ち離脱してしまうといわれています。
今回はユーザーが満足するための、表示速度の具体的な改善方法や対策をご紹介します。
アフィリエイトで重要なUXとは
UXは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略であり、ユーザーがあらゆるサービスや製品を通して感じる、使いやすさや感動といったすべての体験のことを指します。
UXはWebマーケティングを行ううえで重要な概念であり、アフィリエイトにおいても避けては通れません。
アフィリエイトにおいてUXに優れたサイトとは、ユーザーが「おもしろい!」「役に立つ!」「また見たい!」と思えるようなサイトです。そのようなサイトは多くの方に記事が読まれるため、成約率も上がりやすくなります。
UXを高めるポイントはいくつかありますが、大きな要素の1つに「Webサイトの表示速度」があります。Webサイトの表示速度が遅いと、多くのユーザーが離れてしまう要因にもなるのです。
こちら(無料)
UXを向上させるページの表示速度とは
Webサイトの表示速度は、URLにアクセスしてからブログやWebサイトの画面がブラウザで表示されるまでにかかる時間のことです。この時間が早いか遅いかで、アフィリエイトにおけるUX評価は大きな差が出ます。
これまで自分の作ったブログやWebサイトの表示速度に関して、あまり意識してこなかった方もいるかもしれません。
しかし、表示速度はアフィリエイトで重要とされるSEOの観点からも大切なことであり、アフィリエイト成功の鍵も握っています。
表示速度が遅い場合のデメリット
ブログやサイトの表示速度が遅いと、以下のようなデメリットが生じます。
①検索エンジンからの評価が下がる
ページの表示速度は、検索エンジンの評価指標の1つとされています。特に2018年7月に検索アルゴリズムが変更されて以降、パソコンだけでなく、モバイル検索においても、ページの表示速度は重要な指標とされています。つまり、表示速度が遅いと、検索エンジンから評価されにくいのです。
ただし、検索エンジンのランキング付けにおいては、ページの表示速度は数ある指標のうちの1つであり、それが大きな割合を占めているわけではありません。アフィリエイトにおいては、表示速度の遅れにより読者が記事から離脱してしまう、という問題のほうが重要です。
②記事が読まれにくくなる
ページの表示速度が遅いブログやサイトは、離脱率や直帰率が高くなる傾向にあります。
そもそも記事を読んでくれるユーザーは、早く答えや解決策が知りたくて、その記事にたどりついています。そんなとき、いつまでもページが開かないと、しびれをきらしてページを閉じてしまう可能性は高くなるでしょう。
ユーザーがWebサイトから去るということは、当然アフィリエイト記事も読まれにくくなるため、コンバージョン率にも影響します。
米国設立のWebアクセス解析ツール提供会社「Kissmetrics」の調査によると、ネット利用時に3秒以上ページの表示を待たされると、離脱するユーザーは40%存在すると報告されています。記事をしっかり読んでもらうためには、ページの表示速度は3秒以内にすることが理想的です。
※出典:「How Loading Time Affects Your Bottom Line」(リンク先:https://neilpatel.com/blog/loading-time/?wide=1)
こちら(無料)
表示速度の測り方
自分のサイトのページ表示速度がどのくらいかを確認するためには、測定ツールを使うのがおすすめです。
測定ツールはさまざまな種類がありますが、なかには表示速度の計測だけでなく、改善項目の提案をしてくれるものもあります。以下は、各測定ツールの特徴をご紹介した一覧です。
測定ツール | 利用金額 | 特徴 |
---|---|---|
改善項目を提案してくれるA | 無料 | 「画像の遅延読み込み」「使用していない CSS の削減」など、具体的な改善項目を提案してくれる |
スマホからの表示速度に特化したB | 無料 |
スマートフォンからの表示速度計測に特化しており、 想定離脱率や同業種内でのパフォーマンスの比較も行える |
履歴も確認できるC | 無料 | 改善項目の提案に加え、表示速度が遅いファイルの特定や履歴も確認できる |
パフォーマンス分析の機能が豊富なD | 月額2,200円(税込)~ |
計測結果が日本語で表示されるのでわかりやすい。 有料プランには、ページスピード分析のほかUX監視やDNS監視など、Webサイトのパフォーマンスを測定できる機能が豊富 |
ページの表示速度はさまざまな要素が関係しており、改善すべき点はサイトによって異なります。測定ツールを使うことで多角的な評価を確認することもできるので、UXを向上させるためにもぜひ利用してみましょう。
こちら(無料)
表示速度が遅くなる原因と改善方法
表示速度が遅くなる原因は、大きく2つあります。ここからは、その2つの原因とそれぞれの改善方法を解説します。
ファイル容量が重い
まず表示速度が遅くなる原因として多いものに、「Webサイトに使用している画像ファイル容量が重い」ということがあります。
画像の拡張子には、「.jpg」「.png」「.gif」などがあります。そのなかでも「.png」は「.jpg」に比べて容量が重くなりがちです。挿入する画像が「.png」である必要がないのであれば、オンラインツールなどを使って「.jpg」に変換してみましょう。それだけでも、表示速度が改善されるかもしれません。
また「.jpg」の画像に関しても、容量が大きいものは表示速度が遅くなる原因になります。そのようなときは無料の縮小ツールを使い、画像を圧縮してみましょう。状況に応じ、高解像度画像の容量を縮小することで、速度がスムーズになる可能性もあります。
そして「動画ファイルをサーバー内に入れている場合」も、表示速度は遅くなる傾向にあります。仮に動画ファイルデータをそのままサイトに入れている場合は、YouTubeなどに一度アップロードし、埋め込み用のタグを使ってWebサイトに埋め込んでみてください。
ただし、画像サイズを圧縮したとしても、SEOにおいて有効なalt属性を入れるといった対策は忘れずに行いましょう。
読み込ませているものが多い
ブログやサイトに読み込ませているものが多いことも、表示速度が遅くなる原因です。
デザインや機能に凝ったWebサイトは、オリジナリティがあって一見すると見栄えがいいサイトです。
その一方、デザインに凝りすぎてしまい、CMSのプラグインをたくさん追加してしまうと、サイトが重くなって表示速度も遅くなる原因となります。
これを解決するためには、現在使っているプラグインを見直す必要があります。現在は使っていない不要なプラグインがあれば削除し、ブログ全体に読み込ませているものを減らすといった対策も有効です。
特にアフィリエイト用のWebサイトであれば、必要な機能は自ずと限られてきます。読者視点に立ち「読みやすさ」を優先したうえで、優先するプラグインを見極めていきましょう。
そしてCMSを使ってWebサイトを作っている場合、表示速度に優れたCMSもあります。なかなか表示速度が改善されない場合は、表示速度が速く、自分にとって使い勝手のいいCMSを探してみましょう。
こちら(無料)
速度評価を100点にする必要はない
ご紹介した通り、Webサイトの表示速度を上げることは大事です。しかし速度ばかりに気を取られるのはよくありません。
実際のところ、「表示される速度を必ず3秒以内にする」といった設定は至難の業です。ケースによっては使用していないJavaScriptを削除したり、CSSをインライン化したりと、専門的な知識が必要になることもあります。
またそれらの対応をしても、必ずしも表示速度が改善されるとは限りません。たとえば記事を読むユーザー側のネット回線が不安定な場合は、いくら運営側が対応しても、表示速度が改善されることはないでしょう。
表示速度に気を取られて対策をした場合、時には本来SEOに必要な機能までそぎ落としてしまい、検索エンジンからの評価に影響することもあります。
もっとも重要なのは、ユーザーがサイトを訪問したときに満足感を得られるサイトであるかどうかです。そのためには、表示速度の改善もさることながら、ユーザーが求めている記事になっているかどうか内容を精査することも大切です。
こちら(無料)
まとめ
Webサイトの表示速度の改善は、場合によっては専門的な知識を要し、なかなか対策が難しいケースもあります。それでも写真の画像を圧縮したり、余計なプラグインを削ったりすることで、表示速度が改善されることもあるでしょう。
また、表示速度が改善されてもあまり収益につながらない場合は、アピール方法を変えてみるのもおすすめです。XやFacebookなどSNSのアカウントを持つ人口は増えているので、ぜひSNSだけでもアフィリエイトが行えるドコモアフィリエイトもチェックしてください。
ほかのアフィリエイターが成功している秘訣を知りたい方は、『参加パートナー 成功の秘訣』もご覧ください。
こちら(無料)