初心者のためのアフェリエイト用語集!基本的な用語まとめ
子育てや在宅の隙間時間に副業を考えている方の中には、アフィリエイトをはじめようと思っている方も多いでしょう。
いざ、アフィリエイトをはじめようといろいろ調べてみると、アフィリエイト用語がアルファベットの羅列や見慣れない用語であることに気づき、難しそうと不安になっていませんか?
そこでこの記事では、「CTA」や「コンバージョン」などアフィリエイトでよく出てくる用語や、知っておきたい用語を中心に初心者にもわかりやすく解説します。
アフィリエイトとは
アフィリエイトとは、ブログ・サイト・ホームページ・SNSなどのページや記事内に貼り付けた広告バナーを読者がクリックしたり、その後実際に購入や契約に至ったりした場合に報酬が支払われる仕組みです。
今やテレビCMよりもインターネット内のアフィリエイト広告のほうが多くの方が目にするようになり、企業のマーケティングでもアフィリエイトが活用されています。
アフィリエイトをはじめようと考えている方には、会社員をしながら副業としてはじめる方や子育てをしながら在宅で働きたい主婦層が多い傾向にあります。これは、アフィリエイトが手軽に副業としてはじめられるというイメージがメディアなどで発信されているからでしょう。
アフィリエイトをはじめるうえで、アフィリエイト用語を理解することは必須です。またアフィリエイト用語を理解する前に、アフィリエイトの仕組みやはじめかたを知っておくと用語の意味や使いかたも理解しやすくなります。
収入を増やすためにも理解しておきたい、アフィリエイトの仕組みとはじめかたから解説します。
アフィリエイトの仕組み
アフィリエイトをはじめるには、アフィリエイトの仕組みを理解することが必要です。
アフィリエイトは、以下4者の関係性で成り立っています。
・広告主である企業
・広告を貼り付けるためのブログやサイトを運営しているアフィリエイター
・広告主とアフィリエイターをつなげる役割を持っているASP
・ブログやサイトに配置してある広告をクリックし商品を購入する可能性のある訪問者
ここで登場した広告主・アフィリエイター・ASP・訪問者の誰が欠けても、アフィリエイトは成立しません。これからアフィリエイトをはじめようと思っているあなたは、アフィリエイターにあたります。
アフィリエイターは、広告主が出す広告を自身のブログやサイトに貼り付けるためにASPと契約し、訪問者が購買意欲を抱くようにブログやSNSでプロモーションをする必要があります。
アフィリエイトのはじめかた
アフィリエイトをはじめるには、パソコン(またはスマートフォン)・ブログやサイトなど広告を掲載できる環境(アフィリエイトの媒体)・報酬を受け取るための口座の3つが必要です。
広告を掲載できる環境とは、Webサイト・ブログ・SNS(X・Facebook・Instagramなど)・動画配信サイト(YouTubeなど)です。
手軽にアフィリエイトをはじめたい場合には、スマートフォンでできるSNSがおすすめです。既にX・Facebook・Instagramの投稿をしたことがあるなら、操作も難しく感じることはないでしょう。
パソコンを持っている方や本格的にアフィリエイトをはじめたい場合は、サイトやブログを活用することもできます。ブログには無料と有料のものがありますが、無料ブログの場合は初期費用がかからない代わりに、デザインが自由にカスタマイズできないなどの制限があります。
扱いたい商品やサービスの幅を広げたい場合には、有料ブログをはじめるといいでしょう。有料ブログを立ち上げるのには初期費用・運用費用がかかりますが、複数のASP登録もできますし広告の貼り付け場所も自由に選択できます。
アフィリエイトをはじめるときには、自身にあったアフィリエイト媒体をしっかり見極めることが大切です。副業が目的で普段からスマートフォンを使ってSNSをしている場合には、SNSを活用したほうがいいでしょう。
将来的にアフィリエイトで収益を上げ生計を立てたいと考えているなら、サイトやブログを開設することもおすすめです。
アフィリエイト媒体 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Webサイト | 特定ジャンルに特化することでユーザーが絞られ、少ないアクセスでも稼ぎやすい | 特定のジャンルに特化するため専門知識が必要 |
ブログ | 特定のジャンルに特化せず自身が好きな商材を扱える | 定期的に記事を更新しつづける必要がある |
SNS | 手軽にはじめられ、拡散力がある | 一度に伝えられる情報量が少ない |
動画配信サイト | 映像で説明できるため文や写真ではなかなか伝わりづらい商材を紹介できる | 動画制作・編集のスキルが必要 |
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アフィリエイト用語
アフィリエイトをはじめると、たくさんの用語が出てきます。
ここからは、アフィリエイトをはじめるなら知っておかなければならない基本的な用語、知っておくことでよりアフィリエイトの収益につながる用語、規制に関する用語について解説します。
初心者が押さえておくべき基本的な用語
アフィリエイトをはじめようとしている方やはじめたばかりの方が、知っておきたい基本的な用語を解説します。
用語 | 概要 |
---|---|
アフィリエイター | ブログ・Webサイト・SNSなどを使って広告を発信し収益を得る方のこと |
ASP | アフィリエイトサービスプロバイダの略でアフィリエイターと広告主の仲介をするシステムのこと |
インプレッション | 掲載した広告が表示された回数 |
インデックス | 検索エンジンが認識している記事やサイトのこと |
SEO | Search Engine Optimizationの略で、Googleなどの検索エンジンで上位に表示させるようにサイトを最適化すること |
SEM | Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング)の略で検索アクセスを集めるために検索エンジンを利用したマーケティング手法 |
CTA | Webサイトの訪問者に行動を起こさせること。購買意欲を刺激し広告をクリックさせるためのボタンやテキストリンクなどを配置する |
HTML | Hyper Text Markup Languageの略で、Webサイトを作成するための言語 |
HTMLタグ | ホームページなどの構造をHTML文章で示す際の言語。タイトルや見出しは<h1>~<h6>、改行は<br>など、100種類以上のタグがある |
トラックバック | ほかのサイトなどの記事を自身の記事に参照・引用するときに引用元を表示させる機能 |
コンバージョン | Webマーケティングにおいて「最終成果」を意味する言葉。アフィリエイトの場合、案件の購入や問い合わせなどがコンバージョンにあたる |
知っておくとよい用語
アフィリエイトの知識をさらに深めたい方やアフィリエイトでもっと稼ぎたい方に向けて、知っておくとよい用語を解説します。
用語 | 概要 |
---|---|
ドロップシッピング | アフィリエイトと同じく、自身が運営するWebサイトなどを利用して行うインターネットビジネス。アフィリエイトは自身のWebサイトが広告媒体になるのに対し、ドロップシッピングは自身が売主となる。Webサイトなどを通して商品を販売するが、商品の発送はメーカーや卸売業者が行うため、在庫確保や仕入れ不要。自身が売主となるため、個人情報取り扱いの義務が生じる |
内部リンク | 自身のブログやサイト内の記事同士をつなぐこと。内部リンクを貼ることで、GoogleなどのプログラムがWebサイト内の記事を見つけやすくなり、結果的にサイトの評価が高くなる可能性がある |
ニッチ | 「すきま」という意味で、ほかの事業者があまり参入していない小さい市場のこと。市場規模が小さいため顧客の絶対数は少ないが、コアな顧客に対して訴求ができれば競合が少ない中で収益を稼ぎやすい |
パンくずリスト | サイトの訪問者がサイト上でどのページを閲覧しているのかを表すもの。パンくずリストがあるとGoogleなどのプログラムがWebサイト内の記事を見つけやすくなり、結果的にサイトの評価があがりやすい |
ファーストビュー | 訪問者がサイトにアクセスしたときに最初に目にする部分。サイトの第一印象になる。効果的なファーストビューにすることでユーザーに記事を呼んでもらいやすくなる |
ブルーオーシャン | ライバル(競合)のいない(少ない)市場。アフィリエイトで稼ぐためには、市場規模や競合に応じた戦略が必要 |
レッドオーシャン | 競争が激しい既存市場。アフィリエイトで稼ぐためには、市場規模や競合に応じた戦略が必要 |
量産 | 大量生産の略で、アフィリエイトにおいては記事を大量に執筆する際などに用いられる。良質な記事を量産することでSEOが効果的に働く |
規制やASPに関する用語
アフィリエイト媒体の中で書く記事やブログの文章には、使ってはいけない表現があります。
アフィリエイトでの収益を伸ばしたいと思うあまり、知らず知らずのうちに使ってしまう言葉や表現によって後述する規制などのペナルティを受け、アフィリエイト自体ができなくなることもあるのです。規制に関わる用語は、知らなかったでは済まないので覚えておきましょう。
また、アフィリエイトをはじめるうえでASPに関する用語を理解することも大切です。ASPの登録をする際に参考になる用語をピックアップしています。
用語 | 概要 |
---|---|
景表法 | 「不当景品類及び不当表示防止法」の略で「景品表示法」と呼ばれる。不当表示や過大な景品類から消費者の利益を保護するための法律 |
薬機法(旧 薬事法) | 「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の略で、未承認の医薬品や医療機器に対して使われる広告表現を取り締まる規制 |
自己アフィリ | アフィリエイターが自身のサイトにあるアフィリエイト広告を介して商品を購入し、それによって報酬を得ること。ASPによっては「セルフバック」と呼ぶこともある |
商品リンク | 商品画像やテキストなどを利用して作る広告原稿のこと。契約するASPによって異なる |
EPC | 1つの広告に対する1クリックあたりの収益の目安で、「EPC = 報酬単価 ÷アフィリエイトリンクのクリック数」で計算できる |
特単 | 特別単価の略で、成約をとれるアフィリエイターに与えられる報酬設定が高い広告のこと |
キーワードやリンクに関する用語
ある程度アフィリエイトを続けていくと、収益を上げるために自身のブログやサイトを見直したり書く内容を工夫したりする必要があります。キーワードやリンクに関する用語を理解しておくと、収益につなげるヒントが得られることがあります。
用語 | 概要 |
---|---|
ビッグワード | ジャンルの中で月間検索数が多いキーワードのこと。競争率が高い。検索結果数や競争率に応じてミドルワードやスモールワードもある |
サジェスト | Googleなどの検索窓にキーワードを入力したとき、一緒に検索されやすいキーワードを自動的に表示する機能 |
トレンドアフィリ | 話題になっている情報や話題を記事にし、アクセスを瞬発的に増やす方法 |
外部リンク | 自身のアフィリエイト媒体や記事にほかWebサイトのリンクを設置して紹介すること |
301リダイレクト | WebサイトのリニューアルなどでURLが変わった場合に旧サイトで培った検索エンジンからの流入を維持させること |
共起語 | キーワードと一緒に使われることが多い言葉 |
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アフィリエイトは本当に稼げるの?
特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会が2020年に行ったアンケートの調査結果によると、アフィリエイトをはじめた約7割が収入を手にし、3割は1万円を超える月収を手にしています。またアフィリエイトをはじめた半数以上がアフィリエイトを継続しています。
手軽にはじめられる印象が強いアフィリエイトですが、実際はどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
アフィリエイトのメリット
アフィリエイトの主なメリットは、「誰でもはじめやすい」「長く続けるほど稼げる」「場所と時間に制約がない」の3つです。
・誰でもはじめやすい
ほかのビジネスに比べると初期費用が安い傾向にあり、パソコンがなくてもスマートフォンがあればはじめられる
・長く続けるほど稼げる
一度書いた記事は持続的に収益を生む可能性があり、記事内容やサイト内容で集客を増やすことができれば収益につながりやすい
・場所と時間に制約がない
インターネット環境さえあれば場所を選ばず取り組め、早朝や深夜など隙間時間でもできる
アフィリエイトのデメリット
どんな物事でも、メリットに対してデメリットは存在します。アフィリエイトにおいてもメリットばかりではありません。デメリットの内容を理解し、はじめる前に理解や対策をしておくことが大切です。
・成果を出すには専門知識とスキルが必要
アフィリエイト用語をはじめ、仕組みや規制を知らないと収益につながらないことがある
・成果が出るまでに時間がかかる
ブログ・サイト・SNSに限らず、訪問者の目に止まる必要があるため成果が出るまでに時間がかかる
・ホームページやブログは管理する必要があり手間がかかる
ホームページやブログは一度記事を書いたら終わりではなく、情報が変わる度に修正や更新が必要になるため管理に手間がかかる
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まとめ
アフィリエイトは、誰でも場所や時間を気にせず気軽にはじめることができます。
ただし、何も知らない状態では収益につなげることが難しいため、基本的なアフィリエイトの仕組みや用語を理解し、稼げる仕組みを作ることが重要です。
まずは、基本的な用語や規定に関わる用語から理解し、アフィリエイトを続けていく中で少しずつほかの用語も含め理解を深めていくといいでしょう。
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