アフィリエイトの市場規模が拡大している要因とは?利益を伸ばすための手法も紹介
今後ますます市場拡大の見込みがあるアフィリエイト。
しかし、すべての業種が順調に業績を伸ばしているわけではなく、業種によっては成長にばらつきが生じていることが指摘されています。
ここでは、アフィリエイト市場規模が拡大している要因をご紹介します。利益を伸ばすための手法についても解説しますので、今後さらにアフィリエイターとして活躍の幅を広げたい方は参考にしてください。
アフィリエイトの市場規模
株式会社矢野経済研究所が実施した国内アフィリエイト市場の調査によると、2020年度の国内アフィリエイト市場規模は前年度比104.0%の約3,221億円まで拡大していることがわかりました。
さらに2021年度は前年比108.4%の約3,491億円が見込まれるなど、年々市場規模は拡大しています。
しかし、すべての業種が順調に業績を伸ばしているわけではなく、業種によってばらつきが生じていることに留意しなくてはいけません。
新型コロナウイルス感染症などの影響により、旅行関連に関するアフィリエイトは業績が下落しましたが、食品に関するアフィリエイト広告は好業績を残しています。
常に市場動向に関心を向け、そのときの最適な手法でアフィリエイトを行うことが重要です。
※出典:「アフィリエイト市場に関する調査を実施(2021年)」(リンク先:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2936)
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アフィリエイト市場規模拡大の要因
「アフィリエイトで収入を得るのは難しい」といわれることもありますが、先にご説明したとおり、実は年々、市場規模は拡大しています。
その背景にはどのような要因があるのでしょうか。アフィリエイト市場規模拡大の背景について解説します。
ナショナルクライアントによるインターネット広告への予算拡大
アフィリエイト市場規模が拡大している要因として、ナショナルクライアントによるインターネット広告への予算拡大が影響していることが挙げられるでしょう。
「ナショナルクライアント」とは、全国規模で自社製品を販売しており、知名度が高い企業を指します。
以前までは、テレビ広告や全国紙での広告が主だったナショナルクライアントも、近年ではオンラインでの広告へシフトチェンジしている傾向にあり、インターネット広告へ注力しはじめています。
それにより、ECサイトなどの広告出稿増加につながるだけではなく、アフィリエイトへの注目が高くなるというメリットがあります。
サブスクリプションモデルの増加
今や、動画配信サービスや電子書籍サイトだけではなく、食品、居住スペースなど、さまざまな分野でサブスクリプションモデルが導入されています。
特に、動画配信サービスは、市場が右肩上がりで成長しているため、今後もさらに市場規模の拡大が見込まれます。
動画配信サービスの市場が成長しているということは、アフィリエイト広告のニーズも高まるため、アフィリエイト市場も成長することが見込まれるでしょう。
キャッシュレス決済の加速
2020年頃から、クレジットカードやスマートフォン決済など、キャッシュレス化が加速しはじめました。
それにより、金融関連の商品が拡大されつつあることも、アフィリエイト市場規模拡大の要因として挙げられるでしょう。
特に、クレジットカードや外国為替証拠金取引(FX)、仮想通貨に関する需要が高まっていることから、比例してアフィリエイト市場もさらに成長することが見込まれます。
SNSの普及や動画配信プラットフォームの活用拡大
一昔前までは、プログラミングに詳しくないと独自のWebサイトを構築することは難しかったのですが、最近ではオープンソースのブログソフトウェアにより、どなたでも手軽にWebサイトを構築できるようになりました。
それにより、Webサイトやブログを開設する方が増えたことも、アフィリエイト市場規模拡大の要因として挙げられるでしょう。
そのほかにも、InstagramなどのSNSや、YouTubeといった動画配信プラットフォームでアフィリエイトをする方が多くなったことも、アフィリエイト市場規模拡大に影響しています。
Instagram、YouTube、Xなどで影響力のあるインフルエンサー向けのASPも増えており、ある程度のフォロワー数が存在すればサイドビジネスとしてアフィリエイトは十分に成立します。
さらに、SNS利用者は増えているため、SNSを利用したアフィリエイトは今後も成長が見込まれるでしょう。
コロナ禍によるおうち時間の増加
新型コロナウイルス感染症流行に伴い、外出自粛となったこともアフィリエイト市場規模拡大の要因として挙げられます。
外出自粛となったことで、インターネット利用者が増加。ECサイトを通じて商品を購入する方が増え、EC市場も拡大しました。
同時に、他店との競争率が高くなったため、アフィリエイト広告を利用することで、「より商品の認知度を高めたい」と思う広告主が増えたことも、アフィリエイト市場規模拡大に影響していると考えられます。
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今後伸びるアフィリエイトの手法とは
アフィリエイト市場は今後もさらに成長することが予想されますが、集客方法が最適なものでないと、思うような成果は残せません。
今後伸びるアフィリエイトの手法についてご紹介します。
SNSアフィリエイト
先にご説明したとおり、SNS利用者数は年々増加しており、性別・年齢問わず幅広い方をターゲット層として捉えることが可能です。
また、Instagram、XなどのSNSアフィリエイトは、拡散力が高いため、より多くのユーザーにアピールできるというメリットがあります。
さらにアフィリエイターとして活躍の場を広げたいと考える方は、SNSアフィリエイトをはじめてみましょう。
ただし、SNSアフィリエイトの場合、投稿できる文字数に限りがあり、画像掲載にも制限があるため、説得力のある内容にするにはスキルを要します。
文章や画像だけではなく、トレンドの話題に関連付けて拡散したり、SNSユーザーが閲覧しやすい時間に配信することが大切です。
おすすめの投稿時間については、『アフィリエイトサイトは時間や曜日にも注意しよう!投稿におすすめの時間帯とは?』をご覧ください。
また、SNSアフィリエイトの場合、フォロワー数が少ないと、結果が出るまでに時間を要してしまいます。1日でも早くフォロワー数を増やすためにも、地道にほかのユーザーの投稿に「いいね」をしたり、フォローしたりするなどの活動を続けましょう。
中には、「SNSアフィリエイトには興味があるけど、どのようにはじめたらいいのかわからない」という方もいるかもしれません。
ドコモアフィリエイトなら、dアカウントとスマートフォンさえあれば、どなたでもアフィリエイトをはじめられます。SNSの記事に紹介したいサービスのリンクを張るだけなので、慣れれば短時間での作業も可能です。
YouTubeアフィリエイト
YouTubeアフィリエイトも、今後さらに市場拡大することが見込まれます。
「文章を書くのは苦手」「すでにYouTuberとして活動している」という方は、YouTubeアフィリエイトをはじめてみましょう。YouTubeアフィリエイトには、活字が苦手な方にも訴求でき、効率よく集客できるというメリットがあります。
また、ブログやWebサイトの場合、取扱う商品によって大手メーカーが上位に表示されるため、検索エンジンからの流入が難しい場合がありますが、YouTubeはSEOとは違った検索結果での露出が狙えます。
ターゲット層を限定せずに集客を狙う方には、YouTubeアフィリエイトのほうが適しているでしょう。ただし、YouTubeアフィリエイトには、周辺機器を揃えるための初期費用を要するというデメリットがあります。また、動画の構成や編集のスキルも必要となるため、OA機器の操作が不得意な方はハードルが高く感じられるかもしれません。チャンネル登録者数を増やし、視聴数を伸ばすことも求められるため、地道な努力と継続力が必要です。
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アフィリエイトで利益を上げるための戦略
アフィリエイトの市場規模が拡大すると同時に、アフィリエイトへの参入者が増えているため、収益を上げられる方とそうではない方の二極化が進んでしまう可能性があります。
収益を継続して上げるためには、どのような戦略が必要なのかついて見ていきましょう。
ナショナルクライアントの案件に注目
昨今、ナショナルクライアントがインターネット広告に注力しており、インターネット広告における予算を拡大しています。そのため、アフィリエイトで収益を上げるためには、ナショナルクライアントの案件に注目することが重要となるでしょう。
ナショナルクライアントのアフィリエイト広告を掲載することで、収益アップだけではなく、自身のSNSやYouTubeチャンネルへの消費者からの信頼度向上も期待できます。
ASPによって取り扱っている案件が異なるため、複数のASPに登録して案件を比較してみると広告主の動向が掴めるでしょう。
また、ドコモアフィリエイトのように、広告主となる企業が直接展開しているアフィリエイトサービスにも注目することで、ASPへの登録といった手間を省くことができ、よりスムーズにアフィリエイト広告を掲載できます。
サブスクリプションモデルの案件に注目
近年、アフィリエイト市場においてサブスクリプションモデルの案件は需要が高まっているため、サブスクリプションモデルの案件にも注目してみましょう。
動画配信サービスといったすでに需要が高まっているサービスだけではなく、今後さらに成長が見込まれるサービスにも注目することで、市場動向の流れを押さえることができ、幅広いファン層を獲得できます。
ドコモアフィリエイトならば「dアニメストア」「dヒッツ」「dマガジン」がすでに需要が高まっているジャンルに該当し、「dカーシェア」がこれから成長が見込まれるサブスクリプションモデルです。
サブスクリプションモデルは初月利用料無料などのキャンペーンを行っていることもあるため、そういったおトクなポイントを押さえた内容にすることで、さらに購買意欲を促進することが可能です。
キャッシュレス決済の案件に注目
キャッシュレス決済の案件にも注目してみましょう。
キャッシュレス決済には「クレジットカード」「交通系ICカード」「スマホ決済」とさまざまな種類があるだけではなく、学生から大人まで幅広い年齢層の方がターゲットとなるため、さらに市場が拡大することが予想されます。
また、新規登録だけではなく、すでに利用している方や乗り換えをしたい方、節約目的で関心があるという方も多いでしょう。
ドコモアフィリエイトなら「d払い」が該当します。d払いに関するおトクな情報も掲載すると、さらに読者の関心を引きつけられるでしょう。 ※d払いは、2023年2月でアフィリエイトでの取り扱い終了
おうち時間を充実させる案件に注目
コロナ禍の影響もあり、おうち時間を充実させる方が増えています。おうち時間を楽しくするエンタメ系コンテンツの動向にも注目してみましょう。
ドコモアフィリエイトでは「dTV」が該当します。「dTV」のような動画配信サービスは、一人暮らしの方から家族で暮らす方まで楽しめるコンテンツであるため、閲覧者の数を増やせば、継続して利益を得ることが可能です。※「dTV」は、2023年4月でアフィリエイトでの取り扱い終了
また、おうち時間を過ごす機会が多くなり、食事や生活習慣といったライフスタイルを見直す方も増えています。ライフスタイルの質を上げるサービスについても注目してみましょう。
ドコモアフィリエイトには、レシピ付き食材を毎週届けてくれる「dミールキット」というサービスがあります。健康や美容に関するアフィリエイトが得意な方におすすめです。※dミールキットは、2023年9月でアフィリエイトでの取り扱い終了
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まとめ
アフィリエイト市場規模が拡大する一方、アフィリエイトの手法や商品の選択によって収益を上げられる方と、そうではない方の二極化が起こる可能性があります。
今後も収益を上げるためには、常に市場動向に関心を持ち、需要が高いジャンルを選択することが大切です。今後需要が高まりそうなジャンルにも視野を広げることで、活躍の場を広げることができるでしょう。
また、市場動向の流れに応じて、その時々で最適なアフィリエイトの手法は変化を遂げます。
SNSアフィリエイトやYou Tubeアフィリエイトといったように、消費者動向を踏まえて効率的に集客できる手法を選択することが大切です。
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