アフィリエイト1年目の方へ。やってみたけど上手くいかないときの改善方法!
アフィリエイトをはじめてみたのはいいけれど、思った以上に報酬が得られず、「自分にはアフィリエイトは向いていないかも…」と考えてしまった方もいるかもしれません。
アフィリエイトの収入が増えない方は、早めに今の運用方法を見直し、改善点を把握することが大切です。それにより、アフィリエイターとしてのスキルは向上し、収入が増える可能性があります。
そこで、ここではアフィリエイトで上手くいかないときの改善方法についてご紹介します。「何から改善したらいいのかわからない」と悩むアフィリエイト1年目の方は、ぜひ参考にしてください。
まずは現状を把握しよう
アフィリエイトで収入が増えないときには、まず現状を把握する必要があります。アフィリエイトの手法ごとに、現状を把握する方法についてご説明します。
Webサイトの場合
ブログ・Webサイトの場合は、Webサイトを訪問したユーザーの行動を解析することで自分のブログやWebサイトの閲覧数などがわかります。このことを「アクセス解析」といい、消費者の動向だけではなく、どこを経由してサイトに訪れたのか「検索流入元」も調べられるため、訪問者動向も把握できます。
さらに、検索キーワードを調べることで消費者ニーズが把握できるなど、ブログやWebサイトを運営している方にとって、消費者動向、訪問者動向を知るうえでの重要な目安となります。キーワード調査の詳しい方法については、『【キーワード選定のコツ】○○ワードを使ってアフィリエイト収益を上げよう!』をご参照ください。
なお、アクセス解析は、滞在時間を知ることで自分のブログやWebサイトへ向けられた消費者の興味度合いを知るだけではなく、ブログやWebサイトを訪れた方のうち何人がクリックしてくれたのかわかる「クリック率」を知ることもできるため、商品への興味関心を把握することも可能です。人気のある商品はクリック率が高くなる傾向にあるため、クリック率にも注目してみましょう。
ちなみに、閲覧数と訪問者数はイコールではありません。1人の訪問者が2ページ閲覧した場合、「訪問者数:1」「PV数:2」とカウントされます。
SNSの場合
SNSの場合、SNSの運用元が提供している分析ツール「インサイト」を使用することにより、自分のSNSを閲覧しているユーザーの動向が確認できます。
どういった数値を確認したらいいのか、SNSの形態ごとに概要を解説します。
つぶやき型SNS
つぶやき型SNSでは、1つのツイートに対し、ツイート数、フォロワー数、リンクのクリック数などの調査が可能です。
ユーザーのタイムラインに表示された回数は「インプレッション」、ユーザーがツイートに反応した回数は「エンゲージメント総数」と表現されます。
また、リンクのクリック数など、そのほかの数値についても「ツイートアクティビティを表示」から確認できます。
ビジュアル型SNS
ビジュアル型SNSでアフィリエイトをしている場合は、インサイトによってフォロワー数、フォローしてくれている年齢層、「いいね」やコメントをしてくれたアカウント数の確認が可能です。
しかし、ビジュアル型SNSでインサイトを使用するためには、アカウントをビジネスアカウントにする必要があります。プロフィールページの「オプション」から、ビジネスアカウントに切り替えましょう。
実名登録型SNS
実名登録型SNSでもインサイトを使用し、アクセス者の動向を確認することは可能です。
ただし、実名登録型SNSの場合、友達の数は上限5,000人までと決まっているため、「いいね」数で確認するようにしましょう。
また、インサイトを活用することにより、フォロワー数の推移、投稿への反応の曜日・時間帯が確認できますが、性別・年齢・地域などのユーザー属性データは、100人以上フォロワーがいる場合のみ確認できます。そのため、まずはフォロワー数100人を目指す必要があります。
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成果につなげるアフィリエイトの改善方法
アフィリエイトで成果を出すためには、現状を把握するだけではなく、消費者・購読者の動向に合わせて改善する必要があります。どのような改善方法が有効なのか、アフィリエイトの改善方法についてご紹介します。
ブログ・Webサイトの場合
ブログやWebサイトの閲覧数を増やすためには、タイトルを工夫しましょう。読者から「読んでみたい」と思ってもらえるようなタイトルにすることで、閲覧数が増える可能性が高まります。
さらに、ユーザーにとって有益な情報を掲載したり、内部リンクを設置することで、滞在時間を延ばせます。
アフィリエイトリンクのクリック率を上げるためには、ボタンの前に箇条書き、もしくは簡素化した文書を添えると、読者の関心を惹くことができるでしょう。また、「広告の位置」「ボタンの色」などを工夫することも効果的です。
ちなみに、ボタンの色は緑・青・オレンジがおすすめです。見出しの前など文中に数か所に分けて設置することで、アフィリエイトリンクを見つけてもらいやすくなります。ボタンを設置する際には、ボタンの色や場所についても意識しましょう。
また、成約率を上げるためには、集めたいユーザーのペルソナ設定をきちんと行い、対象を絞った見出しなどで訴求することも重要です。より成約率を向上させるためにも、競合サイトを研究してヒントを得ながら、対象者ごとに別の記事を作成してみましょう。
競合調査やペルソナ分析についてはこちらの記事を参考にしてください。
『初心者に人気のアフィリエイト商品とは?売り上げを伸ばす方法と商品選びのコツを紹介』
『読者がファンになるアフィリエイトサイトとは?記事の書きかたやネタ集めの方法も解説』
SNSの場合
SNSで表示回数を上げるためには、「光回線」「おトク」といったように検索キーワードを絞ることが効果的です。商品やサービスの利用シーン、利用目的などを考慮しキーワードを設定することで、特定のターゲットにアプローチしやすくなります。
また、「使ってみよう」と思えるような文章を1行目に入れると、投稿記事内に貼り付けたアフィリエイトリンクのクリック率が上がる傾向にあります。
たとえばドコモアフィリエイトの「ドコモ光」の場合、「ドコモユーザーで光回線をご利用中の方は、ドコモ光を契約することにより、スマホとのセット割が適用!スマホもインターネットもおトクに利用できます」といった情報を掲載するなどです。
そして、成約率を上げるためには、ブログやWebサイト同様に集めたいユーザーのペルソナ設定を行うことが重要です。対象を絞った見出しを設置し、対象ごとに別の記事を作成することで、フォロワー数の拡大も期待できます。
ペルソナ分析の方法については、下記の記事を参考にしてください。
『読者がファンになるアフィリエイトサイトとは?記事の書きかたやネタ集めの方法も解説』
反応率を上げるためだけではなく、売れた商品の動向や要因を探るためにも「PDCA(計画→実行→評価→改善)」を繰り返し行いましょう。
まずは、ペルソナの設定やジャンル選びなどを行ったら、実際に記事を投稿し、読者の反応を確認します。
それにより、自分が配信した記事は想定した利用者層から見られているのか、クリック率はどの程度なのか、読者からの評価に関する情報を得られるでしょう。
そして、その結果を分析し、改善すべきところを見つけ出し、再度同様の流れで記事を配信します。
このようにPDCAを繰り返すことで、利用者像がより明確になり、収益にもつながるようになります。
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アフィリエイトサイトを改善する際の注意点
アフィリエイトはすぐに結果が出るわけではないため、焦らないことが大切です。成果を上げることだけを目標とし、規約違反を起こさないように心がけましょう。
アフィリエイトサイトを改善する際の注意点についてご紹介します。
すぐに結果を求めない
アフィリエイトは、すぐに収益につながるビジネスだと思い込んではじめてしまうと、早々に目に見える成果が出ないと継続することが難しくなってしまいます。
アフィリエイトで利益が生まれるまでには、約半年程度はかかるといわれているため、軌道に乗るまではたくさんの記事を執筆するなどの努力が必要です。
ただし、やみくもに記事を書くだけでは成果は表れにくいため、WebサイトやSNSに集客するためにも、競合調査やキーワード調査を行いましょう。しっかりと競合調査やキーワード調査を行い競合との差別化ができるようになると、クリック率の向上や購買意欲が高められ、徐々に手応えを感じられるようになるでしょう。
また、PCDAサイクルを短いスパンで回すことで、自分のサイトやSNSが読者からどのように評価されているのかを正確に把握できるようにもなります。
競合調査やキーワード調査に関することについては、次の記事を参考にしてください。
『初心者に人気のアフィリエイト商品とは?売り上げを伸ばす方法と商品選びのコツを紹介』
『【キーワード選定のコツ】〇〇ワードを使ってアフィリエイト収益を上げよう!』
規約違反には注意する
アフィリエイトでの成果を求めるあまり、確証が持てない情報を記載してしまうと、規約違反に該当する可能性があります。
過去には薬機法や景品表示法に違反して書類送検されたケースもあるため、集客する目的で誇張した表現になっていないか確認しましょう。
規約違反は読者からの信頼を失うだけではなく、場合によってはアフィリエイト機能の停止やASPとの契約解除など、処分が科せられる可能性もあります。
記事を書く際には、当然のことながらASPの規約や各法律に沿って正しい情報のみを掲載することが大切です。
一部例を挙げると、「このサプリなら痩せる」などと表現してしまうと、商品の有効性と安全性を確保するための法律である薬機法に違反してしまいます。
表現に自信がない場合は、外部のアドバイザーに意見を伺ったり、薬機法のチェックツールなどを活用したりすることをおすすめします。
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まとめ
ただやみくもに記事を書き、広告リンクを掲載するだけでは、なかなか思うような結果は残せません。まずは、アクセス解析やインサイト解析といった方法で、自分のWebサイトやSNSがどのような状況にあるのか現状を掴むことからはじめましょう。
現状がわかることで、改善点を見出すことができ、打開策が見えてきます。改善方法に基づき改善したあとは、クリック率やフォロワー数がどのように変化したかも把握しておくことが重要です。
PDCAサイクルを繰り返し、自分がアフィリエイト市場ではどの位置に存在しているのか把握できるようになれば、自分の強みが見つけられ、結果も伸びるでしょう。
ただし、集客を増やす目的であっても事実とは異なる内容を掲載することはあってはなりません。消費者にとって役立つ正しい情報を伝えることで、アフィリエイトサービスからの信頼を得られるだけではなく、消費者の購買意欲も促進できるため、必ず正しい情報を掲載しましょう。
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